熱中症
皆様こんにちは東洋堂整骨院の渡邉です。
最近暑い日が続いていますね。東京でも毎日30度以上の日が続いています。
まずこちらの図を見て頂きたいのですが
これは環境省のHP熱中症予防情報サイトに掲載されている
暑さ指数になります。
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを
取り入れた指標で、上図のグラフからも暑さ指数が28℃(厳重警戒)を
超えると熱中症患者が著しく増加する様子が分かります。
図をみると、東京23区の暑さ指数が高いのがわかります。
23区内はアスファルトが多く、反射熱が強いのも考えられます。
熱中症の種類
熱中症は4種類あります。
熱失神
めまいや冷や汗、一時的な失神がみられる熱失神は、脳に血液が回りにくい状態です。
足を頭より高くし、涼しい場所で休ませましょう。
熱けいれん
手足のけいれんに加えて筋肉痛などを覚える熱けいれんは、大量に汗をかいたあと、
水だけ飲んで塩分を取らなかった場合に起こります。
応急処置としては、塩分の補給をしましょう。
熱疲労
全身の倦怠感や嘔吐、頭痛がみられたら、熱疲労を疑います。
大量に汗をかいたことにより重症の脱水症状を起こしているため、
塩分を含んだ水分を補給してください。また、脳に血液が回りにくくなっているため、
熱失神と同じように足を頭より高く上げて休ませます。
熱射病
体温が高く、不自然な言動や意識障害がみられる熱射病は、
命の危険がある重症の熱中症です。体温が異常に高くなってしまっているため、
できるだけ早く体温を下げる必要があります。
熱射病を疑ったら、すぐに救急車を呼びましょう。
到着するまでの間、首やわき、鼠径部に氷や保冷剤などを当て、体温を下げます。
この図を参考にして判断の基準にしてみて下さい。
東洋堂整骨院では患者さんの為になる知識、運動を発信している
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