2022年10月19日
季節も冬に近づいている感じですね。
本日は、よく患者さまに聞かれる質問の1つとして
『整骨院と接骨院って何が違うの?』について私の考えを説明していきます。
結論
整骨院=筋肉を整える院
接骨院=骨をつなぐ院
整骨院・接骨院を開業する時には柔道整復師という国家資格が必要になります。
柔道整復師は3年間のカリキュラムを専門もしくは大学で試験をパスした後に国家試験をクリアし、晴れて柔道整復師の免許が取得できます。
免許を取得した後、2年間の実務経験を経て管理柔整師(いわゆる開業するにあたっての制度です)の研修を受けられます。
実務経験+ 2日間の研修を終えたら、自ら整骨院・接骨院を開業することができます。
開業の際に、自身で整骨院にするのか接骨院にするのかを決められます。
だから、柔整師の好みが本当の結論ともいえます。
ですが、3年間のカリキュラムの期間+ 2年間の実務経験=5年間をどのように経験をしたかで名称を決める時に影響をしていると考えます。
私の場合は
整骨鍼灸院での経験が大半を占めていたので来院する患者さまは
・急性腰痛
・急性肩痛
・五十肩
・頚肩腕症候群
・肩こり
・慢性疲労
など
筋肉系からくる悩みでの患者さまを多く経験したことから『整骨院』を選択しました。
もし、私が整形外科や外傷・ケガの患者さんが多い院で勤めた経験をしたなら『接骨院』を選んでいたと思います。
要するに開業する柔道整復師がどんな経験をしたかによって
『整』か『接』の1文字に表しているのだと考えます。
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