皆様こんにちは、こんばんは。東洋堂整骨院の渡邉です。
今現在、外反母趾に悩んでいる方も多いと思います。今回は外反母趾の簡単な説明と治療法を紹介していきます。
外反母趾とは足の親指の付け根の骨が変形し,外側に突き出た状態の事を言います。
母趾の先端が靴で圧迫されて曲がり,結果として母趾の付け根の関節が突出します。そうなると突出部が靴に当たり,炎症を起こしてバニオン (滑液包炎) を形成し,さらに突出するという悪循環を形成してしまいます。
痛みは変形が軽度の初期の方が強く,母趾が隣の指の上に乗ってしまうような高度の変形では痛みが軽いことが多いと言われています。昔は日本人にはあまり見られませんが,先の細いハイヒールが愛用されるようになり急増したと言われています。
また、足のアーチも関係しています。アーチを形成している筋肉の張りが低下し、アーチが保てなくなると、第1指(母指)のつけ根のところにある二個の種子骨という大切な働きをしている骨の位置がずれて、起こりやすくなります。
以前のコラムでも紹介したスパイラルテープを貼ることで、足の骨を支えている筋肉を保護し、外反母趾の痛みを和らげます。外反母趾でお困りの方は、スパイラルテーピングを是非お試しください。
スパイラルテープ5mm幅
①足の甲側の第五指(小指)と第四指(薬指)の付け根の間から、手の人指し指の幅だけ足首の方へ傾斜させて、第一指(親指)の方へ貼っていきます。
②そのまま足の裏へいき、ほぼ水平にテープを貼り続け、再び足の甲側の第五指側のところに出し、さらに第一指の付け根の方へテープを貼っていき、もう一度足の裏へ回ります。
③最後に足の裏の第一指と第二指(人指し指)の付け根のほんの少し下のところでとめます。
このようにテープをするだけでも軽い外反母趾の症状緩和につながります。
ご自身で色々試してみたけどなかなか症状が改善しない方は是非当院にご連絡下さい。