2017年04月18日
皆様こんにちは、こんばんは。東洋堂整骨院の渡邉です。
暖かくなってきてジョギングやランニングを開始してきた方も多いと思いますが
足の痛みに悩んでいる方が増えてきています。何が原因で起こっているかご存知ですか?
ジョギングやランニングでの足の痛みの原因の多くは足底腱膜炎が考えられます。
足底腱膜炎とは足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織
足底筋膜に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらします。
多くはかかとの骨の前あたりに痛みが起こり、主に40~50歳代以上で発症しますが
若い世代でもスポーツ選手などに多い事で知られています。
今回皆様にお伝えしたいのはご自身で出来る対策法です。
まず1つ目はアキレス腱のストレッチをしましょう。
なぜ足底が痛いのにアキレス腱を伸ばすの?と思うかもしれませんが、アキレス腱が縮む
事により足底腱膜が伸びて炎症が起き、痛みがでてしまうからです。
画像のように簡単なストレッチで大丈夫です。
もう1つは荷重の減少の為の運動をしましょう。
かかとに加わる荷重の集中を防ぐためには足底腱膜には適度な緊張をもたせる必要が
あります。足底腱膜は短趾屈筋を覆う腱膜であり、短趾屈筋に起始を提供するため
筋緊張が強くなると、足底腱膜の緊張も強くなります。
そのため短趾屈筋の筋力効果が有効です。
短趾屈筋の筋力強化にはタオルギャザーがお薦めです。
画像のようにタオルを床にひき足趾でタオルをつかみ引き寄せましょう。
15回×3セットを目安にやってみましょう。
上記の事を行っても症状が緩和されない方は当院にご連絡ください。
足の痛み、悩みを一緒に解決していきましょう。